症状別解説
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芦屋市茶屋之町2-21メイピース芦屋505
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めまい・耳鳴り
めまいについて
めまいには、回転性とそうでないものがあります。ぐるぐる回るめまいでは、メニエールがよく知られています。
フランスの医師、メニエール氏がめまいの患者の没後に内耳を解剖したところ、内リンパ菅に炎症の痕跡があり、内耳の炎症がめまいと聴力障害を伴うことを指摘しました。医学では、現在もそれを診断に採用しています。
しかし、メニエール以外のめまいも存在します。
平衡感覚について
平衡感覚は、回転を感知する 三半規管のほかに耳石器で、加速度や重力を感知しています。直線的な動きに関連するため、障害されたとしても回転性めまいにはなりにくいと考えられます。
ですから、めまいが回転性かどうかではなく、症状が平衡感覚の異常かどうかを判定することが重要です。
特殊感覚とは
平衡感覚のような感覚を特殊感覚といい、そのほかに視覚、嗅覚、味覚、聴覚などがあります。
脳に迅速に情報を伝える必要があるため、顔面部に感覚器が分布しています。そして、平衡感覚以外の特殊感覚は大脳皮質の感覚野で認識した後に体に伝える仕組みとなっています。ところが、平衡感覚だけ大脳皮質に感覚野が存在しません。
そうすると、耳の中の障害だと認識できません。
なんだかわからないけど「変だ、気分がすぐれない」という感じになってしまうのです。
耳鳴り~耳の中は
鼓膜より外側を外耳、内側を内耳といい、内耳の中にはリンパ液が流れています。そこは澱みやすく、ウィルスなどの影響を受けやすいところです。炎症が起こると流れが悪くなり、聞こえにくくなったり、耳鳴りが起こったり、平衡感覚が狂ったりしてしまいます。
ふらふらするなどの症状があればわかりやすいのですが、そこまで至らない不具合が起こります。どこが悪いのかわからないのです。
そして、平衡感覚は生命保持に重要な機構なので自律神経に影響を及ぼします。そして、原因不明の不調は精神的にも大きく影響します。
さまざまな、不定愁訴につながっていくのです。
ー【平衡感覚が関連する可能性があるもの】ー
自律神経失調症、更年期障害、起立性調節障害、パニック障害、パーキンソン病など
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